長い修学の旅のすえ高野山に至り、弘法大師の五鈷杵(ごこしょ)を授かった天瑞圓照和尚は貞享三年(1686年)、穏やかな起伏に松が茂り、豊かな水と静寂に満ちた八事山に密教と戒律の寺の建立を発願。 「八事山遍照院興正律寺」の号をもって開基しました。以後、学問・修行の場として、また人々の信仰の拠り所として発展。毎月の縁日には五万人を超える参詣者でにぎわい、平日には散策を楽しむ人々、静かに祈りを捧げる人々を迎えています。
絶えることなく受け継がれた八事山の法灯は、三百年余を経た今も人々の心を教えで満たしています。

八事山 興正寺
〒466-0825 名古屋市昭和区八事本町78番地
TEL(052)832-2801  FAX(052)832-8383

 地下鉄鶴舞線・名城線「八事駅」下車 1番出口 徒歩3分
 国道153号線 八事交差点より杁中方面へ 300m

 興正寺で催される年中行事をご紹介いたします。お気軽にご参加ください。

■ 縁日   毎月5日・13日

衣類、食べ物、花木などあらゆる出店が並び、多くの人で賑わいます。

 

■ 新年初祈祷会   1月1日〜3日

家内安全・入学祈願・商売繁盛・入社祈願・交通安全等、諸々のご祈祷を行います。

 

■ 大般若祈祷会   1月5日・5月5日・9月5日

一年のうち、一月・五月・九月は仏のお力をいただく一番ありがたい月です。その月に、特に大切に仏とのご縁を結ぶために、大般若経転読の法要が行われます。 大般若経典は一番功徳のありがたい六百巻の経文で、仏教の善神より日々お守りいただきます。

 

■ 節分祈祷会   2月3日

節分には、除災招福を祈って豆まきや星祭を行います。星祭とは、各人の年廻りの星をお祭りして、一年がより良い年であるよう祈願するものです。

 

■ 春季彼岸会   3月21日頃

 

■ 合同永代供養会   3月22日

皆様方より祠堂いただきました各先祖様のご供養を、春のお彼岸に厳修いたします。

 

■ 開山忌会   4月14日

興正寺を開いた天瑞和尚の命日に行われる法会で、当山の代々の住職の追善供養も厳修されます。

 

■ 布薩会・盆施餓鬼会   8月16日

布薩は梵語で、浄住、長寿の意。清浄な戒律の中に住み、功徳が長く養われるということです。 半年間の行跡を反省して浄く安らかに仏道に精進します。
施餓鬼会とは、飢渇に苦しむ有縁無縁の餓鬼に仏の慈悲によって飲食を施し、その功徳によって現世安穏、子孫繁栄が得られる法会です。 当山では、布薩会の後に行われます。

 

■ 秋季彼岸会   9月23日頃

 

■ 観月会   10月

 

■ 千灯供養会   10月第3土曜日

当山最大の行事で、有縁無縁のみたまに香花灯明を供えて供養を行い、あわせて総本尊大日如来の宝前で、真言秘密の柴灯大護摩供を厳修し、厄難を除き家門繁盛を祈願します。

 

■ 仏名会   12月1日〜5日

過去、現在、未来の三千仏を称えて礼拝、六根の罪を懺悔し、消滅します。

 

■ 除夜の鐘   12月31日

http://www.koushoji.or.jp/
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興正寺公園ガイドマップ
@姿見の阿伽井戸:興正寺の不思議のひとつ。この井戸に姿を映してはっきり見えれば元気なとき、ちょっと危ないときにはぼんやりとしか見えないといいます。残念ながら、現在は姿を映すことはできません。

A街道の道標:「覚王山近道」とあります。かつては八事裏山を通って覚王山につながる道があったからです。その他にもたくさんの石碑があります。由来をたずねてみるのも面白そうですね。

B潮の干満の石碑:この石碑の裏には穴が開いていて、手を入れてみるといつも水があるといいます。この水、名古屋港の潮の干満と同じように増えたり減ったりするとか。これも興正寺の七不思議のひとつです。

C九品仏:尊い、卑しい関係なく、全ての人格(9階段あるところから九品)の人を極楽に導く仏様を九品仏(くぼんぶつ)といいます。この石の仏様は不思議なことに叩くと金属音がします。とはいえ強く叩いて壊さないでくださいね。

D女人門跡:今では信じられないことですが、昔は女性は自由にお寺に入ることができませんでした。興正寺にはたくさんの若いお坊さんが勉強していたので、邪魔にならないようにということからです。いまでは大丈夫ですけどね。

E大日堂:総本尊の大日如来が安置されています。大日如来像は高さ3.6mの大きな銅像で、名古屋三大仏の一つ。また興正寺七不思議には、大日如来のご加護のため、「この辺りには疫病が発生しない」「この辺りには雷が落ちない」というのがあります。
F宝塔の干支廻り:この宝塔には干支が刻んであり、東西
南北(卯・酉・午・子)が分かるようになっています。展望台
の役割を果たしていたのでしょうか。また、自分の生まれた
干支のところに腰掛けて、無病息災を祈る参詣者も多かっ
たといいます。
Jカンチン井戸:興正寺周辺では明治、大正のころは
行楽地でもあり、名古屋の財界の人々もたくさん訪れ
ました。
G五重塔:八事興正寺のシンボルでもある五重塔です。愛知
県に残されているのはこの塔だけ。国の重要文化財でもあり
ます。
K東山門(黒門):名古屋城から移築された出丸門です。
出丸門とは戦用の門、その奥のうねった道も敵が進みにくいようにするためです。尾張藩と縁の深い興正寺には、砦の役割もあったようです。
Hマメナシ:マメナシは国内では愛知県、三重県などにわずか
に自生している貴重な植物で、絶滅危惧種にも指定されてい
ます。4月に白いかわいらしい花を咲かせます。
Lトンボ池:トンボ池は、市民によるNPO団体である「八事里山の会」が整備、運営しているビオトープです。季節になるとこの池をふるさととするトンボが八事の森を飛び交います。
I野鳥たち:興正寺公園の林は野鳥にとって暮らしやすい環境
です。季節によって変化しますが、延べ40種の野鳥を観察する
ことができます。特に冬は種類が多く、バードウォッチングには
最適。興正寺公園は季節を通じて楽しめます。